他人からの頑張って!と言う言葉が辛い時・・・。闘病中って恐怖心とか不安で一杯で、頑張れって言われると、不甲斐ない自分にイライラしてしまいます・・・。

他人からの頑張って!と言う言葉が辛い時・・・。闘病中って恐怖心とか不安で一杯で、頑張れって言われると、不甲斐ない自分にイライラしてしまいます・・・。

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看護師として患者さんと関わる中で、色々な会話を交わしたり、患者さんを励ましたりすることがあります。

とくに、患者さんが入院中に闘病生活を送る姿を間近でみていて、頑張ってほしいという願いがありますよね。

だから、ついついなんの気なしに、
「○○さん、がんばってくだしいね。」
と、声をかけてしまうことが多々ありました。

それは、本当に心から頑張ってほしいという思いからだったのです(´・Д・)」

しかし、実際に自分が患者の立場に立ってみて、その「頑張って」という言葉が、とてもプレッシャーだったんだと言うことに気づかされたのです。

私は、婦人科検診で異常を指摘され、卵巣がんであることがわか理ました。

卵巣腫瘍は、切除して検査をしてみないと、良性か悪性かわかりません。

今まで、病気らしい病気はしたことがなかったので、オペなんて信じられませんでした。

きっと良性だろうなんて、軽く考えていたのですが、オペが近づいてくるにつれ、不安が大きくなってきました。

もし、悪性だったらどうしよう。
自分は死ぬのだろうか...。

看護師として、多くの患者さんをみてきて、病気はある日突然襲ってくることをわかっていたはずなのに、どこか他人事のように思っていた自分がいたんです( ;´Д`)

自分は大きい病気なんてなるわけがない。

そんな根拠のない自信がどこかかにあったんですよね。

自分は治療に携わる立場で、治療を受ける側の人間ではないと思っていたのかもしれません。

オペで切除して検査をした結果、悪性であることが判明し、化学療法など行うことになりました。

入院中は、体力も奪われ化学療法の副作用で辛い日々でした>_<

もうこんなことしたくない‼︎って思うのですが、治療を拒否したら、そこに待ち受けているものは死なのだろうかと思うと、それも怖いのです。

周りの友人や知人、病棟のナースからは「頑張ってね!」
と言われるのですが、その言葉すら素直に聞き入れることができません。

健康な人にそんなことを言われても嫌味にしか聞こえない...。

そんな人の優しさにまでイライラしてしまう自分がいました(;´Д`A

なんとか治療を乗り越え、今は定期的なフォローを受けています。

看護師として復職していますが、あの時の経験は自分の看護師人生にとって必要なことだったと思っています。

健康であることの素晴らしさ、身体が病むことでの心の病みも。

自分が今まで患者さんに対してどれだけ無神経に接していたか考えさせられました。

この経験が自分の看護観を変えてくれましたね(u_u)

2014年12月17日|